東京都と警視庁は、都内の交通渋滞解消策の一環として、交差点の駐車禁止区間を従来の5メートルを30メートルに延長、監視カメラを設置する「スムーズ東京21」との違法駐車対策を実施します。
【対策の要点】
@延長した駐車禁止区間を赤色に舗装
A担保方法としては、民間の警備会社へ委託した交通指導員が巡回、悪質な違法駐車を警察署に通報
B実施個所は、まづ靖国通りと本郷通りが交差する小川町交差点で運用を開始、4月以降、靖国・山手通りなど、主要4路線と、新宿、渋谷、池袋の繁華街に対象地域を広げます。
スムーズ東京21の詳細はこちら
新宿地区で4月1日より、荷捌き用パーキング・メーター(チケット)の運用スタート 40分200円
13年生都協交第396号
平成14年3月22日
東京路線トラック協議会殿
東京都生活文化局長 高橋信行
時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
平素は、東京都の交通安全対策に深いご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。さて、ご案内のように、現在都内では路上の違法駐車により渋滞や事故が多発するなど、様々な問題が生じております。このため東京都と警視庁は連携協力し、平成13年度から、違法駐車による渋滞が著しい主要幹線道路(明治、靖国、春日、山手通り)及び繁華街地域(池袋、新宿、渋谷)を対象として、渋滞解消のため違法駐車対策「スムーズ東京21」に取り組んでいます。この対策は、主要交差点の駐車禁止区域を道路交通法で定めている「5m」から「30m」程度に拡大規制してその区域を赤系の舗装で明示するギラギラ舗装の整備、歩道の一部分を切り取り荷さばきを行えるようにする停車区画の整備、荷さばきのためのパーキングメーターの設置等、指導取締りの強化と受け皿対策を重層的に組み合わせて違法駐車を無くしていこうとするものです。また、本年4月からは、主要交差点を中心に、東京都委託の交通指導員が違法駐車に対する指導啓発を実施するほか、警視庁でも違法駐車の取り締まりを強化することになっております。貴会にはこれらの点をご理解賜り、傘下の各会員に下記事項を遵守していただくよう周知していただければ幸いです。
違法駐車を無くし、交通渋滞や悲惨な交通事故を減らすための対策「スムーズ東京21」に是非ともご理解とご協力をお願いします。
【お願い事項】
@路上での荷さばきは、極力避けてください。
Aやむを得ず路上で荷さばきを行う場合は、駐停車禁止場所や他の交通の妨害にな場所は、避けて、短時間に行ってください。
B今後、路外荷さばき場の確保、荷さばきルールの確立などに積極的に取り組んでください。
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