平成14年10月1日付協力依頼 警視庁交通部長 福島和
交通事故防止の徹底について
要請文(概要)
本年は、大幅に交通死亡事故が減少した昨年に続き「交通死亡事故連続減少2002」をスローガンに掲げ、諸対策に取組んで降りますが、都内の交通事故は、9月末現在、死者数266人で昨年に比べて9人増加し、発生件数も昨年を上回るなど厳しい情勢が続いております。
また例年、秋の行楽期から年末にかけましては、重大交通事故が多発する傾向がありますことから、警視庁では、本年10月1日から12月末までの3ヶ月間、全力を挙げて交通死亡事故抑止のため特別対策を推進することとしております。
とりわけ、飲酒運転の罰金強化を盛り込んだ改正道路交通法が本年6月1日に施行されましたが、依然として後を絶たない飲酒運転の取り締まり強化、自動車の前照灯を早めに点灯し夕暮れ時の交通事故防止を図る「トワイライト・オン運動」及び、歩行者や自転車に反射材の活用を勧める「リフレクター運動」の推進、交差点における反射材付の横断旗を活用した高齢歩行者保護誘導活動等を強力に展開し、また、広く都民に呼びかけてまいりたいと考えております。
かかる情勢をご賢察のうえ、
○飲酒運転追放についての社員への指導教養と運行前「点呼」の確実な実施
○「トワイライト・オン運動」、「リフレクター運動」の積極的推進
○交差点における反射材横断旗の活用と、高齢歩行者保護誘導活動の推進等の交通事故防止対策について、格別のご高配を賜りますようお願い申し上げます。
|