宅配便を使った事例 |
息子と名乗った後、孫と言い直した男性から集荷指示の電話があり、お客様(高齢の女性)宅を訪問して中身を尋ねると「言ってはいけないから…」と口ごもるので振り込め詐欺と直感、警察に通報して確認してもらった結果、300万円の被害を未然に防止した。 |
年配の男性が、品名「書類」と告げて紙封筒の宅配を持ち込んだが、届け先に携帯電話が記載されていたことから、警察庁公表の「被害金送付先住所一覧表」と照合すると宛先が一致したことから振り込め詐欺と判断、警察に通報して確認してもらった結果、200万円の被害を未然に防止した。 |
荷受けの際に注意する事項 |
1.お年寄りの場合は、現金が入っていないか確認する。
2.送り先が私書箱になっていないか確認する。
注意: 私設私書箱の場合は、送付先名称の最後に記号や番号がついている事が多い。
3.送り主(お客様)が慌てている様子がないか確認する。
4.高齢者のお客様から伝票の記載を依頼された場合は内容品を確認する。
5.身内であることを必要以上に協調していないか。(息子である。孫だが…)
6.金額、集荷時間、配達時間を執拗に聞き、急いでいるといった感じで依頼する。
7.荷物の品名は「書類」、荷姿は「A4大の封筒」の場合は宛先・内容品を確認する。
8.送り主の電話番号が未記入、届け先が携帯電話の場合は宛先・内容品を確認する。
9.その他 普段と違う・・? と思ったら警察(110番)の確認を要請する。
|
振り込め詐欺の送金先住所一覧表 |
警察庁ホームページ 「被害金送付先住所一覧表」(その都度更新公表)で確認する。
http://www.npa.go.jp/pressrelease/souni/furikome_jyusyo.pdf |
以上 |