現行の「運行安全対策委員会」「教育研修委員会」「環境推進委員会」「輸送秩序適正化委員会」の4委員会体制で運営してまいります。
事業活動(委員会活動)
運行安全対策委員会(古賀 明典委員長)
運行安全対策委員会では、事業活動の柱として、高速道路における安全走行と事故防止をはかるため、安全共同 パトロール事業を中心とした活動を展開してまいります。特に高速道路での大型トラックの重大事故など事故防止 の安全対策を重要課題としていきます。
今年度も、高速道路の安全確保を目的とした安全共同パトロール事業を中心として、「定点指導の充実」「パトロー ル活動の充実」「高速道路パトロール実施機関連絡協議会の設立」等に取り組みます。
会員会社から選任された指導員が2人1組となって
実施されており、年間延べ2,400台の車両がパトロールに
出動しています。安全共同パトロールは、夜間、主に高速
道路上での危険走行車両のナンバープレートを目視によ
り確認して通 知票を発行します。通知票は後日当該車両
の所属会社に送付され、再発防止と安全教育に活用されます。
また、特に安定走行である車両に対しても指導とは別
に模範運転通知票が発行、送付され、さらなる安
全意識の定着に活かされています。
高速道路の料金所やサービスエリア等において指導員が
1台1台、グッズ等を手渡しながら安全運転を呼びかけます。
大型トラックを中心に全国で年間約130回実施され、
40,000台近い車両に対して安全啓発を行っています。
10月9日トラックの日には、全国9地区において同日同時刻
に「全国一斉定点指導」を展開し、乗用車を含めたすべての
車両に対して安全運転を呼びかけています。
また降雪地区においては、大型トラックの車両点検も含め
た独自の定点指導が実施され安全運行を呼びかけています。
主な対象道路
北海道=道央・札樽・道東、
東北=東北、関東甲信越=関越・東北・中央・東名、北陸=北陸・上信越、
東海=名神・東名・中央・東名阪、近畿=名神・中国・山陽・近畿・東名阪・西名阪、
中国=山陽・中国・浜田・米子、四国=高松・高知・松山・徳島、九州=九州・宮崎・大分・長崎・鹿児島 |
トラック運送事業を取り巻く経営環境が依然として低迷するなかで、『安全問題』や『環境問題』 については、私ども特別積合せ運送事業者としては避けて通
れない最重要課題であります。
日本路線トラック連盟は、相互研鑽により業界全体のレベルアップを目指し、階層別 に教育研修 を実施するとともに、これらの重要課題について積極的に取り上げ、知識の習得と情報の共有化を目的として、より実践的、専門的な研修など、会員会社に対して有益な事業活動を積極的に推進しています。
管理者に対する研修として『経営セミナー』や『講演会』の定時開催
経営トップ層と一般 管理職が受講する研修があります。
また地域の実情に即し、かつ会員のニーズにあった内容
を盛り込み、事業活動に役立ち成果 をもたらすテーマを
選んで実施しています。
各種課題に対する研修会・勉強会の開催
特別積合せ運送業界に関する時流にあったテーマを設定
し、特に企業内の中間管理職が抱える問題等を解決する
ために実務研修を行なうことで、企業の競争力強化を図る
とともに、自分自身の能力研鑽にも役立っています。
クレフィール湖東交通 安全研修所における実体験研修の実施
日本路線トラック連盟では、会員各社のドライバーを対象に安全に対する意識の高揚を図るため、安全共同パトロール指導員ならびにドライバーリーダー実体験研修を基本ベースとして、安全運転・省燃費(エコドライブ)等の安全教育を実施しています。
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